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吹上 大汝牟遅神社の流鏑馬
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吹上 大汝牟遅神社の流鏑馬
島津忠良が加世田城を攻めるとき,大汝牟遅八幡宮に「成功したら毎年流鏑馬を奉納する」との願をかけて,天文6(1537)年に奉納したのが始まりとされます。以前は旧暦10月25日の秋の大祭に奉納されていましたが,現在は11月23日に奉納されています。当日は早朝に吹上浜で塩浜入りをして,神前での祭典の後,浜下りをします。神社に帰って魔(ま)よけの祈禱(きとう)をし,九字(九つの文字を唱える祈り言葉)を唱えながら,指で空を切り,前もってはらってある馬場に出て馬を走らせ,馬上から3つの的を次々に射ます。現在は保存会が結成され,地域の人々によって伝承されています。
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