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吹上町の伊作太鼓踊

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吹上町の伊作太鼓踊


吹上町の伊作太鼓踊は,島津忠良が加世田の別府城を攻略してから,諏訪神社(現在の南方神社)に奉納されるようになったといわれ,現在は8月28日の南方神社のお祭りで踊られています。踊り手は,稚児姿や女装姿で鉦(かね)や小太鼓をもち,造花で飾った花笠(がさ)をかぶった中踊り,トウウッパ(唐団扇)という竹ヘギを編んで軍配の形にした大きな矢旗を背負い,白装束で薙刀(なぎなた)にホロ(薩摩鶏のしっぽ)をつけて胸に太鼓をもった平踊り,歌うたいからなります。中踊りが華やかな姿で優美に踊り,それを取り囲むようにして平踊りがトウウッパを大きく振りながら勇壮に踊る姿は,洗練された民俗芸能の美しさを見せています。

指定年月日

昭和41年3月11日指定

所在地

鹿児島エリア

日置市

吹上町湯之浦2147

関連サイト

日置市・文化財

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