かごしま文化財事典プラス

かごしま文化財事典プラス

  • 記念物
  • >
  • 天然記念物
  • >
  • 県指定

南種子町河内の貝化石層

  • 記念物
  • >
  • 天然記念物
  • >
  • 県指定

南種子町河内の貝化石層


この化石層は,平成15年7月に道路工事現場で発見されました。約1600万年前,河内一帯は内湾で,マングローブ林を伴う干潟(ひがた)が広がっていました。そこに生息していた生物が化石となったのが,この河内の化石群です。ここでは、大量のマガキの化石とゴカイ類の巣穴の化石が見つかっており、他にもサルボウ・ウミニナなどの化石が見つかっています。また、タネガシマハナガメ(ハナガメの仲間)、タラシナ・ヤマト(オキナワアナジャコの仲間)などの化石も見つかっています。種子島の成り立ちなどを知る上で貴重な文化財です。

指定年月日

平成23年4月19日指定

所在地

熊毛エリア

南種子町

中之上

関連サイト

南種子町・文化財

関連ページ

かごしま文化財事典(小学生サイト)を見る