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天辰寺前古墳
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天辰寺前古墳
薩摩川内市の天辰寺前古墳は,川内川左岸の丘陵(きゅうりょう)上につくられた古墳時代中期(5世紀頃)の円墳で,直径27~28m,高さ約3mの大きさです。墳丘(ふんきゅう)の中央部に竪穴式石室があり,その石室内から貝製腕輪を装着した女性の人骨片と副葬(ふくそう)品の鉄製刀子(とうす)と銅鏡が発見されました。この女性はこの付近の支配者といった特別な身分の人物であったと考えられています。現在は公園になっており,石室の模型を展示するなど,内部の様子がわかるようにされています。