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大口市山野の田の神
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大口市山野の田の神
この田の神は,像の高さが62cmで,亨保6(1721)年につくられています。灰黒色の硬質岩で欠損はほとんどなく,頭に宝冠(ほうかん)をいただき,長い仏衣を身にまとい,両手の指で印を結んでいます。「田の神はすなわち大日如来(にょらい)なり」と台座にきざまれており,大日如来そのものを田の神としためずらしい例です。廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)の難をさけて地中に埋めてあったのを掘り出したといわれています。
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