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敬天愛人 一幅
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敬天愛人 一幅
西郷隆盛は「敬天愛人」を好んで書いていますが,明治8(1875)年に私学校生らの求めに応じて書いたものが筆使いが豪(ごう)快で特に優れたものとされています。四方学舎の道場から南洲神社に伝わったもので,現在は西郷南洲顕彰館に展示されています。文字は規格雄大で,小節にこだわらず,広大無辺の感があります。また行書・草書を混在させて字画の多少からくるアンバランスを巧(たく)みに調整し,その筆使いは豪快で一点一画に満身の気魄(きはく)がみなぎっています。