かごしま文化財事典プラス

かごしま文化財事典プラス

  • 有形文化財
  • >
  • 美術工芸品
  • >
  • 県指定

敬天愛人 一幅

  • 有形文化財
  • >
  • 美術工芸品
  • >
  • 県指定

敬天愛人 一幅


西郷隆盛は「敬天愛人」を好んで書いていますが,明治8(1875)年に私学校生らの求めに応じて書いたものが筆使いが豪(ごう)快で特に優れたものとされています。四方学舎の道場から南洲神社に伝わったもので,現在は西郷南洲顕彰館に展示されています。文字は規格雄大で,小節にこだわらず,広大無辺の感があります。また行書・草書を混在させて字画の多少からくるアンバランスを巧(たく)みに調整し,その筆使いは豪快で一点一画に満身の気魄(きはく)がみなぎっています。

指定年月日

昭和42年3月31日指定

所在地

鹿児島エリア

鹿児島市

上竜尾町2-1 西郷南洲顕彰館

関連サイト

鹿児島市の文化財ー六訂版ー

関連ページ

かごしま文化財事典(小学生サイト)を見る