かごしま文化財事典プラス

かごしま文化財事典プラス

  • 有形文化財
  • >
  • 美術工芸品
  • >
  • 県指定

勝軍地蔵 附 地蔵菩薩像頭部納入品仏画等

  • 有形文化財
  • >
  • 美術工芸品
  • >
  • 県指定

勝軍地蔵 附 地蔵菩薩像頭部納入品仏画等


垂水市高城のお堂にまつられている勝軍地蔵は,中央に地蔵菩薩像(198.5cm),左に毘沙門天像(139.4cm),右に多聞天像(145.4cm)の3体からなり,いずれも永正3(1506)年につくられたもので,作者は加治木の岩屋寺住持で宝珠坊快扶です。願主はこの地方の豪族肥後盛明であり,一族の子孫繁昌(はんじょう),領域安穏(あんのん)を願って造立されたものです。昭和54(1979)~55(1980)年の解体修理で地蔵菩薩(ぼさつ)像の頭部から,仏像などを手書きした和紙が発見されました。仏像をつくる仏師の思いを示す貴重な資料です。

指定年月日

昭和28年9月7日指定
平成14年4月23日追加指定

所在地

大隅エリア

垂水市

高城2550

関連サイト

垂水市・文化財

関連ページ

かごしま文化財事典(小学生サイト)を見る