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鮫島家住宅坪庭門
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鮫島家住宅坪庭門
南さつま市の加世田麓（ふもと）地区にある鮫島家住宅坪庭門は，明治後期に建てられ，平成１０（１９９８）年に改修されています。住宅門から主屋への通路と主屋座敷前の庭を区画する門で，間口１．３ｍの切妻造（きりづまづくり），桟瓦葺（さんかわらぶき）の木造腕木門です。切石の礎（そ）石の上に方柱をたて，楣（まぐさ）で固め，棟木をかけています。背面には控えがあり，庭の景観を形成するシンプルな門です。
