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屋久島早崎海岸の鉱脈群
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屋久島早崎海岸の鉱脈群
屋久島空港の南にある早崎海岸では,切り立った崖(がけ)に金属の一種であるタングステンの鉱脈を観察することができます。この鉱脈は明治末に発見され,早崎鉱山として昭和30年代まで稼(か)行され,廃坑(はいこう)後もその全容を知ることのできる数少ない鉱山跡です。約1600万年前のマグマ活動にともなって,生成された鉱床で,その露(ろ)頭は屋久島の成り立ちを知る上で学術的価値が高い場所です。鉱物の種類が豊富で,特に日本では3か所しか確認されていない二次鉱物コンネル石が,アタカマ石と一緒に産出するめずらしい場所であり,貴重な文化財です。