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ウシウマの骨格
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ウシウマの骨格
種子島などで飼育されていた小型の馬で,まえがみ,たてがみ,しっぽの毛などがほとんどなく,牛に似ていることからウシウマと呼ばれていました。ウシウマは,慶長の役に従軍した島津義弘が,朝鮮半島から十数頭持ち帰り,吉野牧場などで飼育されていました。種子島には17世紀後半に数頭が移入され,江戸時代の終わり頃には60頭をこえていたようです。しかし,次第に数が減り,昭和6(1931)年には稀少(きしょう)な動物として国の天然記念物に指定されましたが,現在は絶滅(ぜつめつ)しています。骨格標本が県立博物館(鹿児島市)と種子島総合開発センター(西之表市)にあります。
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