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ハマジンチョウ
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ハマジンチョウ
ハマジンチョウは熱帯や亜熱帯の地域で,波のおだやかな入り江など淡水(たんすい)と海水がまざった海岸の湿地帯に生育しています。高さは1~2mで,枝は曲がりくねっていて,一部は地上をはうように繁茂(はんも)します。1~5月頃に直径2.5~3cmのうすい赤紫色の花が咲き,果実は熟すと球形になり,海水に浮(う)いて散布されます。台湾から琉球,奄美,種子島,天草などで見られますが,阿久根市潟は九州本土の中でハマジンチョウの唯一(ゆいいつ)の自生地です。