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志布志の大クス

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志布志の大クス


クスノキはクスノキ科の常緑高木で,木材としての質がよく,また樟脳(しょうのう)が取れるので,古くから植えられ利用されてきました。志布志市の山宮神社にあるクスは,高さ約22m,樹齢(じゅれい)は約1200年といわれ,「蒲生のクス」や「塚崎のクス」と並び大きなものです。山宮神社の祭神は天智天皇などで,このクスは天智天皇が植えたとも伝えられています。根元のところに大きな空洞があり,樹幹にはハゼノキ,カクレミノ,ネズミモチ,トベラなどの植物が着生しています。

指定年月日

昭和16年11月13日指定

所在地

大隅エリア

志布志市

志布志町安楽1520

関連サイト

志布志市の国指定文化財

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