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城山
鹿児島市の城山は,中世の山城で上山城と呼ばれていました。薩摩藩の初代藩主島津家久がその麓(ふもと)に居館をたて鹿児島城となり,立ち入りが制限されたため,自然の森林が残りました。シイやクスなどのほか,バリバリノキ,タブ,ツバキ,モチノキ,アカガシ,イチイガシ,ホルトなどの常緑広葉樹が多く見られます。また,これらの樹木以外にもシロヤマシダ,シロヤマゼンマイなど特色のあるシダ植物が多いのも特徴(ちょう)です。都市の中心部に約500種もの植物が生えているのは全国でも大変めずらしいことです。