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藺牟田池の泥炭形成植物群落
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藺牟田池の泥炭形成植物群落
藺牟田池は飯盛山や愛宕岳などの外輪山に囲まれた火口湖です。湖面の標高は海抜295mで,池は直径約1km,周囲約3.3kmのほぼ円形をしていて,深さは最も深いところで約3.5mほどです。この池では,大小たくさんの浮島を見ることができます。浮島(うきしま)にはジャヤナギやヨシ,マコモなどの植物が生えており,池の水が多い時は風によって移動する状態を観察することができます。これらの植物は枯れると湖の底にたまり,泥炭になります。浮島は北方の寒冷な高層湿原では普通に見られますが,低層湿原では大変めずらしいものです。また,この池はベッコウトンボの生息保護地区にもなっています。
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