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喜入のリュウキュウコウガイ産地
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喜入のリュウキュウコウガイ産地
リュウキュウコウガイはメヒルギの別名です。マングローブと呼ばれる熱帯及び亜熱帯の低木林を構成するヒルギ科の一種で,実が琉球のこうがい(かんざし)に似ていることからこのように呼ばれています。メヒルギの分布は熱帯アジアから九州南部までで,喜入は北限とされています。この群落は慶長14(1609)年,島津氏の琉球出兵に従軍した喜入の領主肝付氏が持ち帰り移植したしたとする説と,黒潮にのって漂着(ひょうちゃく)し繁殖(はんしょく)したとする説などがあり,くわしくはよくわかっていませんが,メヒルギの北限地として保護されています。
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