かごしま文化財事典プラス

かごしま文化財事典プラス

  • 記念物
  • >
  • 天然記念物
  • >
  • 国特別

喜入のリュウキュウコウガイ産地

  • 記念物
  • >
  • 天然記念物
  • >
  • 国特別

喜入のリュウキュウコウガイ産地


リュウキュウコウガイはメヒルギの別名です。マングローブと呼ばれる熱帯及び亜熱帯の低木林を構成するヒルギ科の一種で,実が琉球のこうがい(かんざし)に似ていることからこのように呼ばれています。メヒルギの分布は熱帯アジアから九州南部までで,喜入は北限とされています。この群落は慶長14(1609)年,島津氏の琉球出兵に従軍した喜入の領主肝付氏が持ち帰り移植したしたとする説と,黒潮にのって漂着(ひょうちゃく)し繁殖(はんしょく)したとする説などがあり,くわしくはよくわかっていませんが,メヒルギの北限地として保護されています。

指定年月日

昭和27年3月29日指定

所在地

鹿児島エリア

鹿児島市

喜入生見町

関連サイト

鹿児島市の文化財ー六訂版ー

関連ページ

かごしま文化財事典(小学生サイト)を見る