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明神古墳群
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明神古墳群
長島町にある明神古墳群は,石を積み上げて墳丘(ふんきゅう)をつくる積石塚と呼ばれるもので,小高い丘の中に30基あまり確認されています。うち6基については,昭和37(1962)年から翌年にかけて調査が行われました。1号墳は栗石を横積みした不整形な長方形で,長軸が3mあります。石室床面ではサンゴや軽石の破片,人骨片,鉄鏃(てつぞく),刀子などが見つかっています。2号墳と3号墳は,羨門(玄室への入口)をもつ横穴系竪穴式石室です。4号墳は竪穴式石室で鉄族や人骨片等が発見されました。5号墳は不整形な長方形で,6号墳は横穴式石室をもち,積石によって小墳丘を形成しています。指江古墳群と同じく,長島地方独特のものです。