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根占町川南宇都の板碑
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根占町川南宇都の板碑
南大隅町にあるこの板碑は,正応6(1293)年2月11日の紀年銘があり,県内では最も古いものです。高さは1.35mあり,身部の上の幅43cm,下の幅53cm,厚みは上部が28cm,下部が29cmです。阿弥陀仏を意味する梵字(ぼんじ)という文字が彫られています。となりにある大小2基の板碑は,大きいもので高さ2.2m,上の幅41cm,下の幅47cm,厚さは上部が26cm,下部が30cmあり,永仁2(1294)年と刻まれています。ともに祢寢(ねじめ)氏にゆかりがあるものと考えられています。なお,板碑(いたび)とは平らな長い石の上端を三角形に切って梵字や仏像などをきざんだものです。
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