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山川薬園跡及びリュウガン
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山川薬園跡及びリュウガン
山川薬園跡は万治2(1659)年,島津光久の時に設置された薬園の跡です。当時,佐多,山川,吉野の三か所に薬園が設置され薬用植物の栽培(さいばい)を行っていましたが,最も古いのが山川薬園です。当時は山川の島津薬園とよばれ,リュウガンのほかレイシ,ハズなどの多くの植物が栽培されていたとされます。リュウガンは中国南部や台湾に自生するムクロジ科の樹木で,4~5月頃に白い花を咲かせ,7~8月に直径1~2cm,褐色(かっしょく)で球形の実をつけます。果肉は汁が多くて甘くそのままでも食べられますが,主に乾燥(かんそう)させて薬として用いています。
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