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住吉貝塚
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住吉貝塚
住吉貝塚は沖永良部島にある縄文時代から弥生時代初め頃の貝塚をともなう集落遺跡です。早くから南島の先史時代を代表する遺跡として知られてきましたが,平成13(2001)年から平成17(2005)年まで発掘調査が行われ,遺跡の規模がおおよそ東西120m,南北100mに及ぶことがわかりました。竪穴住居跡は遺跡全体で50棟ほどになり,縄文時代後期の地面を掘り込むだけの構造から,縄文時代晩期から弥生時代初頭の地面を掘り込み,壁面に琉球石灰岩を組み上げる構造へ変わる過程を追うことができます。また石器・装身具・獣骨・魚介類なども出土しており,当時の奄美や沖縄地域の生活スタイルや自然環境を考える上できわめて重要な遺跡です。