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城山
鹿児島市の城山は,シラス丘陵(きゅうりょう)である城山丘陵の先端(たん)にあり,標高は約100mです。南北朝時代に上山氏が鹿児島に入り,居城とした山城で,上山城と呼ばれていました。当時のものと推定される土塁(るい)は,現在も山頂の北西部に残っています。江戸時代のはじめ,薩摩藩の初代藩主島津家久がその麓(ふもと)に居館を建て,あわせて鹿児島城となり,立ち入りが制限されたため,自然の森林が残りました。また明治10(1877)年の西南戦争では,西郷隆盛を中心とする薩軍の本営となり,最後の激戦地となったところです。