-
民俗文化財
>
- 無形民俗 >
- 県指定
黒島の盆踊り
-
民俗文化財
>
- 無形民俗 >
- 県指定
黒島の盆踊り
三島村の黒島にある二つの集落(片泊・大里)には,お盆の同じ時間帯に踊られる独自の盆踊りがあります。「太鼓踊り」や「笠(かさ)踊り」等からなる片泊集落の盆踊り,「弓矢踊り」や「弔(とむら)い踊り」等からなる大里集落の盆踊りは,いずれも病気や災害でなくなった人の霊(れい)を鎮(しず)め慰(なぐさ)める踊りで,供養(くよう)踊りは初盆(ぼん)の家族の前で供養の意を表すための手踊りです。また両集落の盆踊りには,近世以前から伝承されてきた内容も多く,薩摩半島や薩南諸島の盆踊りの古い形態の特徴(ちょう)が残っており,貴重な踊りです。
関連文化財