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蓬原熊野神社の神舞
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蓬原熊野神社の神舞
志布志市有明町の熊野神社に伝わる神舞は,現在10番の舞を伝えています。舞庭(舞を踊る場所)の飾り付けが詳しく伝えられていることも貴重です。舞庭は3間(5.4m)✕3間の広さにしめ縄で仕切り,その一方に鳥居をたてて花道をつけます。鳥居の対面には神棚を設(しつら)え,そのそばにデフ柱(大法幣柱)を立てます。デフ柱の頂きには,幣串(へいぐし)・扇(おうぎ)などを飾りつけます。また正面に向かって左側にビャッケ(白蓋)という大きな笠(かさ)状のものをさげ,そのそばに紙張りの鳥をさげます。全体が洗練された格調高い舞で,蓬原小学校の児童が協力して伝承しています。