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鹿児島市中山町の虚無僧踊
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鹿児島市中山町の虚無僧踊
鹿児島市中山町の虚無僧踊は白山神社の秋祭りに奉納されるもので,棒踊りの一種です。踊り手は虚無僧と棒つかいに分かれていて,虚無僧は扇子(せんす)を持ち右腰に尺八,左腰に小太刀を差し,麦わら製の深編み笠(かさ)をかぶります。棒つかいは絣(かすり)の単衣に白鉢巻,白タスキ,ワラジばきで,樫(かし)の六尺棒を持っています。棒,小太刀,扇子などの三種の持ち物を自由に扱って,隊形や踊りにリズミカルな変化をもたせ,勇壮活発に踊るところなど,この種の踊りの中でも,特に洗練された芸能です。