-
民俗文化財
>
- 無形民俗 >
- 県指定
山宮神社春祭に伴う芸能(田打,カギヒキ,正月踊)
-
民俗文化財
>
- 無形民俗 >
- 県指定
山宮神社春祭に伴う芸能(田打,カギヒキ,正月踊)
山宮神社の春祭は旧正月の23日に行われていましたが,現在は2月の第3日曜日に行われています。細山田内の集落から棒踊りが奉納された後に,カギヒキとよばれる,山から切り出した大きな木の枝を互いにひっかけて,集落同士で引っ張りあう行事があり,勝った方の集落が豊作になるといわれています。カギヒキが終わると,太郎・次郎が模型の牛にワタイモガ(木製馬鍬)を引かせて田をならす動作をし,神主がその上に籾(もみ)種とニワトコの若芽をたばねたものをまいて祭りは終わります。南九州におけるカギヒキ神事の代表として古い形を保っています。