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深田神社春祭に伴う芸能(田打)
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深田神社春祭に伴う芸能(田打)
深田神社の春祭は「ガウンガウン祭」といい,旧暦の2月2日に行われていましたが,現在はその前後の日曜日に行われています。神事がすむと,テチョ(父)が大きな木のカギ鍬(くわ)で,境内を田にみなして田打ちをはじめ,子供たちもこれに加わります。そのやりとりや,太郎・次郎にひいてこさせたコッテ(雄牛)の様子などを見て見物人からは笑いが起こります。そのあと,牛にモガ(馬鍬)をひかせて田をならし,氏子が松葉をまきちらして田植えは終わります。春祭り農耕予祝の代表的なもので,演劇的要素の濃(こ)い点に特色があり,演者と見物人が一つになった笑いが起こるなど,遠い昔の田遊びの雰囲気を残しています。