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鷹踊
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鷹踊
旧暦7月23日にさつま町求名の稲富神社に太鼓踊が奉納され,鷹踊もその時に踊ったとされています。現在は踊りをする決まった日はありません。タカという殿様役と,エサシ(餌差し)という役の計20人ほどで踊ります。タカは紋付羽織に袴(はかま),陣笠(じんがさ)に白鉢巻,左手に小さい木製の鷹の模型,右手に扇子(せんす)をもちます。エサシは単衣のタスキがけに袴,陣笠に鉢巻,右手に餌を差す細い竹棒をもっています。武士が行った鷹狩を芸能化したものといわれますが,鷹の餌食(えじき)となった動物たちの霊(れい)をなぐさめる供養(くよう)の踊りであったという説もあります。