-
民俗文化財
>
- 無形民俗 >
- 国指定
与論の十五夜踊
-
民俗文化財
>
- 無形民俗 >
- 国指定
与論の十五夜踊
与論島の十五夜踊は,雨ごいの願いを込めた「アミタボウリ(雨賜ぼうり)」という一番組,二番組合同による踊りに始まり,その後,一番組の狂言と二番組の風流踊りが交互に演じられます。風流踊りは,踊り,唄それぞれに沖縄風のもの,大和風のものもあり,踊り手は踊りによっては頭から布で頭をおおう「シファ」というカブリモノをかぶります。狂言は「三者囃子」,「二十四孝」などで,台詞を中心に展開し,筋は大和の能狂言そのままのものや,沖縄の組踊りを組み直したものなどがあります。一説によるとかつての与論島領主が三人の息子に沖縄,大和,島内の芸能を集めさせてまとめたともいわれています。