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奄美大島のノロ関係資料

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奄美大島のノロ関係資料


ノロとは,奄美や沖縄で行われていた集落の繁栄(はんえい)と安全・五穀豊穣(ごこくほうじょう)などを祈る祭りに関わっていた女性たちのことです。その祭りに関係する衣装や装飾品,祭祀(さいし)具,古文書などが文化財に指定されています。現在,ノロの活動はほとんど行われなくなっているため,ノロ関係資料は沖縄と関係の深い奄美の精神文化を知ることができる貴重なものです。資料の中には,サジ(ノロが祭りの時に頭につける鉢巻き)やギィファー(かんざしの一種),玉ハベラ(ノロが祭りの時に背にかけて垂らす装飾品)などがあります。首かざりとセットになった玉ハベラは琉球王府下賜(かし)のノロ遺品で,奄美にだけ残っています。

指定年月日

平成15年4月22日指定
平成18年4月21日追加指定
平成24年4月20日追加指定

所在地

その他

奄美群島エリア全体や県内複数地域にまたがる文化財

大島郡宇検村湯湾37 中央公民館
大島郡瀬戸内町古仁屋1283-17 瀬戸内町立図書館・郷土館
奄美市笠利町大字須野670 歴史民俗資料館
奄美市名瀬長浜町517 市立奄美博物館
大島郡大和村思勝485 大和村中央公民館

関連サイト

奄美市・文化財

関連ページ

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