-
民俗文化財
>
- 有形民俗 >
- 県指定
蒲生町漆の庚申塔
-
民俗文化財
>
- 有形民俗 >
- 県指定
蒲生町漆の庚申塔
この庚申塔は,高さ105cm,幅59cm,厚さ28cmで,大永3(1523)年につくられています。舟形の背後をふくらませ,前面は美しく平たく磨(みが)いてあります。上部にはほとんどわからないほどに月輪を刻み,下部には横に並べて19人の名を小さく刻んであります。庚申塔は昔,60日に一度ある庚申(かのえさる)の日に庚申講という眠らないで夜を明かすならわしがあり,その供養(くよう)のために建てられたものです。現在知られている県内の庚申塔のうち,年代が最も古いものです。
関連文化財