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隼人町宮内の田の神
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隼人町宮内の田の神
この田の神は,像の高さが91cmで,天明元(1781)年につくられています。灰白質のあらい石質で作られ,顔は翁(おきな)面に似て横幅が広く,アゴひげがあります。風にあおられているような大きなコシキに使うシキをかぶり,今にも動き出しそうなこの田の神は,右手にメシゲ(しゃもじ),左手には椀(わん)をかかえるようにもっています。鹿児島神宮の御神田の場所にあり,お田植祭では祭壇(だん)が作られ,田の神舞が奉納され,早乙女が田植えをします。農作業姿神舞型の典型的なものです。
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