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蒲生町漆の田の神
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蒲生町漆の田の神
この田の神は,像の高さが108cmで,亨保3(1718)年につくられています。赤みのある黒色で緻密(ちみつ)な巨石の前面に浮彫りしてあり,背石型といわれるものです。コシキに使うシキは大きくて厚く,うしろに突き出ています。胸をはだけた状態で,上衣のそではタスキでまきあげ,長いはかまをつけ左足を立て,右足をななめにひいた姿は今にも動き出しそうです。また両手でメシゲ(しゃもじ)をななめにもっています。農作業姿の神舞型では最も古く代表的な石像です。
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