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東市来町湯之元の田の神
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東市来町湯之元の田の神
この田の神は,像の高さが74cmで,元文4(1739)年につくられています。灰白質のあらい硬質岩の丸彫りで,大きな笠(かさ)状のシキをかぶっています。前から見るとくくりはかまに見えますが,後ろから見ると長はかまが地についた形に見えます。これは長いはかまから短いはかまに変わる時期と考えられます。右手にもつメシゲ(しゃもじ)は笠の上にのせ,左手には椀(わん)をもっています。農作業の姿でメシゲや椀をもっており,神舞型である点に特徴(ちょう)があります。