-
有形文化財
>
- 美術工芸品 >
- 県指定
敷領遺跡出土品
-
有形文化財
>
- 美術工芸品 >
- 県指定
敷領遺跡出土品
敷領遺跡は,874年3月25日(貞観16年3月4日)とされる開聞岳の火山灰によって埋没した集落遺跡です。平成26年度の調査で,建物内から県内初となるカマドと石組炉(ろ)を組み合わせた調理施設が出土しました。また,石組炉内から土師器(はじき)の甕(かめ),カマドから土師器の甕と成川式土器の甕,カマドから少し離れたところで須恵器(すえき)の横瓶(よこべ)が出土しました。九州南部の土器である成川式土器と外来系の土器である須恵器や土師器が同時に使われていたことを証明するとともに,火山災害の様子を伝える貴重な資料です。
関連文化財