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原田古墳群3号地下式横穴墓出土品
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原田古墳群3号地下式横穴墓出土品
原田古墳群は,現在は円墳(えんぷん)1基と地下式横穴墓3基で構成されています。3号地下式横穴墓からは,短甲(たんこう:よろいの一種)1点,鉄剣1点,鉄鏃(てつぞく)32点,刀子(とうす)1点などあわせて40点あまりが出土しました。古墳時代中期の短甲は,中央政権のもとで制作され各地域の支配者との同盟(どうめい)関係の証(あかし)として配布されたと考えられるものです。加工した軽石を並べた囲いの中に納めるように置かれていたことから,被葬(ひそう)者の地位を象徴(しょうちょう)するものとしてていねいに扱われていたことがわかります。肝属平野の地域間の交流関係や中央政権とのつながりを考える上で重要です。
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指定年月日
- 令和5年5月2日指定
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所在地
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大隅エリア
志布志市
志布志市志布志町安楽41番地6
(志布志市埋蔵文化財センター)
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