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島津貴久所用時雨の旗一旒ほか十六旒
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島津貴久所用時雨の旗一旒ほか十六旒
島津家では雨を縁起(えんぎ)のよいものとして「島津雨」と呼んでいます。天文15(1546)年,島津貴久がつくった時雨の旗と源氏の旗印である白旗は,島津家の家宝として受けつがれ,複製品も製作されています。時雨の旗は,雨を主題として描いた旗としては,日本でも古い部類に属するものといわれ,これらの旗は戦国時代のものを含む島津家伝来の軍旗です。素材は絹仕立てであり,中には清朝期の布地を使用しているものも含まれることから,歴史的にも美術的にも貴重な資料です。
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