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形削盤 1863年,オランダ製 一台
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形削盤 1863年,オランダ製 一台
形削盤は金属製品の平面形状を加工する工作機械です。1863年にオランダで製造されたもので,大正4(1915)年まで集成館で使用されていました。この形削盤がいつ集成館に導入されたか定かではありませんが,薩摩藩が薩英戦争で破損した集成館の再興のために,新機械工場に設置しようとして長崎経由でオランダから輸入されたのではないかと考えられています。形削盤として日本に残っている唯一のもので,当時の西洋の近代技術の導入を知る上で貴重な資料です。
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