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銀板写真(島津斉彬像)一枚
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銀板写真(島津斉彬像)一枚
銀板写真は,銀面に直接画像を写しこむという最も古いタイプの写真技術です。日本においては,嘉永元(1848)年頃から研究が始められ,島津斉彬を中心とする薩摩藩の研究グループが指導的立場に立ち,苦労の末,安政4(1857)年に撮影に成功しました。この写真は同年9月17日に鹿児島城で撮影されたもので,画像はうすいですが,裃(かみしも)を着用した斉彬の像がはっきりと写されています。日本人が撮影した現存する唯一の銀板写真で,貴重な資料です。