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南摺ヶ浜遺跡出土品
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南摺ヶ浜遺跡出土品
指宿市にある南摺ヶ浜遺跡は,弥生時代後期から古墳時代まで(3世紀~5世紀末)の埋葬(まいそう)遺跡です。調査の結果,壺棺(つぼかん)墓,甕棺(かめかん)墓,円形周溝墓,土坑(どこう)墓などが発見されました。出土品の多くは埋葬に関するもので,棺や供献土器として用いられた壺(つぼ),甕(かめ),鉢,高坏(たかつき)などがほぼ完全な形で出土しました。また,その他の出土品も須恵器(すえき)や丹塗土器,二重口縁壺などの土器,あるいは磨製石鏃(ぞく)や武具を中心とする鉄製品など,多種・多様で量も多く,出土品全体で薩摩半島南端地域特有の埋葬習俗とその変遷(へんせん)を示す貴重な資料です。
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指定年月日
- 平成26年4月22日指定
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所在地
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姶良・伊佐エリア
霧島市
国分上野原縄文の森2-1 鹿児島県立埋蔵文化財センター
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関連サイト
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