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耳取遺跡出土品
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耳取遺跡出土品
耳取遺跡は曽於市財部町にあり,旧石器時代から縄文時代にかけての大量の土器や石器などが出土しました。特に旧石器時代の層(約2万4千年前)からは,狩猟具や動物解体のための石器であるナイフ形石器や剥片尖頭器(はくへんせんとうき),これらの石器を製作するための石核などがたくさん見つかりました。「耳取ヴィーナス」とも呼ばれる線刻礫(せんこくれき)は,シルト質頁岩(けつがん)製の円礫(れき)を加工したもので,妊婦を模したものではという見方もあります。当時の南九州に花開いた狩猟文化を示すものとして貴重な資料です。
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指定年月日
- 平成20年4月22日指定
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所在地
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姶良・伊佐エリア
霧島市
国分上野原縄文の森2-1 鹿児島県立埋蔵文化財センター
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