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経筒
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経筒
南さつま市加世田武田にあった経塚から，昭和２９（１９５４）年に経筒，銅鏡，古銭などが発見されました。経筒は高さ１０．２ｃｍ，直径４．６ｃｍと小型で，銅に金のメッキが施され，ほとんど腐（ふ）食もなく，原形を留めています。調査の結果，島津忠良の命により井尻神力坊が国家繁栄（はんえい）のために埋めさせた経筒のひとつであることがわかりました。弘治元（１５５５）年のもので，現在は竹田神社にあります。
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