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短甲 衝角付冑
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短甲 衝角付冑
昭和25(1950)年,鹿屋市の西祓川町公民館近くの道路工事中に地下式横穴墓(5世紀末~7世紀)から発見されたものです。短甲は鉄板を何枚か組み合わせてつなぎ,正面から開閉して着用するように蝶番(ちょうばん)式につくられており,槍(やり)や刀の攻撃から身を守るものです。また衝角付冑とは,冑の前方部の形が古代の軍船の舳先(へさき)に似ていることからつけられた名前です。南九州からこのような武具が出土した例はめずらしく,鹿屋地域にいた有力者のものと考えられています。
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指定年月日
- 昭和41年3月31日指定
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所在地
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大隅エリア
鹿屋市
串良町有里507-1 鹿屋市串良町ふれあいセンター内歴史民俗資料室
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関連サイト
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