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大永の名号板碑
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大永の名号板碑
鹿児島市の一之宮神社の境内にあり,高さ90センチメートル,幅25センチメートル,厚さ15センチメートルの板碑と呼ばれる石板です。「大永五天 道忠禅門」ときざまれていることから,大永5(1525)年に道忠という人が建てたと考えられています。「南無阿弥陀仏」の名号が刻まれているので「名号板碑」と呼ばれています。頭頂部は摩滅していますが三角形で,頭頂部近くに二条の彫りと下方に浅い切り込みがあるので,碑伝形の板碑と考えられています。名号を刻んでいる点や造立年代が比較的古い点などがこの板碑の特徴(ちょう)です。
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