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吉利郷惣絵図
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吉利郷惣絵図
この絵図は,宝暦3(1753)年,吉利郷(現在の日置市日吉町吉利)の範囲が確定したことを正確に伝える目的で領主が書き写させたものです。縦も横も3メートルをこえる大きなもので,描写が細かく,傷みも少ない状態で残存しています。吉利郷は正中元(1324)年に行われた下地中分(土地の分割)により中分された地域ですが,この絵図においてその中分線が確認できることから,中世の歴史を語る上での証拠資料となり得る大変貴重な資料です。