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葵牡丹紋七宝繋蒔絵雛道具
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葵牡丹紋七宝繋蒔絵雛道具
この雛道具は,徳川家の娘が薩摩藩主島津家に輿(こし)入れの際に持ってきたものと伝えられ,99種類407点からなっています。その多くは,七宝繋の文様と徳川家の家紋である三つ葉葵紋と島津家の家紋牡丹紋を蒔絵で描いたもので,金具類は総銀製です。漆(うるし),蒔絵ともに仕上がりは精巧(せいこう)かつ重厚な趣をもっています。漆工芸品としての価値は高く,江戸時代の大名家の暮らしぶりを知ることもできる貴重な文化財です。
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