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廣泉寺の木造阿弥陀如来立像 附紙本納入品
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廣泉寺の木造阿弥陀如来立像 附紙本納入品
本像はかつて,枚聞神社の別当寺院,瑞応院にまつられていたと伝えられています。像の高さは96.8cmで,ヒノキ材を用いた寄木造で表面は漆箔(しっぱく)仕上げとしています。鎌倉時代初期の仏師快慶によって創始された作風を引きついでいることから,制作時期は鎌倉時代後期(13世紀~14世紀)と考えられています。県内ではきわめて少ない鎌倉時代の仏像であり,廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)や戦災をまぬがれた歴史的にも信仰的にも貴重な文化財です。