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大蔵寺の木造阿弥陀如来立像

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大蔵寺の木造阿弥陀如来立像


ヒノキ材とみられる針葉樹材製で,鎌倉時代の仏像といわれており,像の高さは62.5cmです。曽於市末吉町の大蔵寺にまつられている仏像であり,寺記によれば,嘉吉2(1442)年に,大蔵寺開山・了願が京都において本願寺七世存如より「大蔵寺」の寺号を授かり,帰郷に際して本像を持ち帰ったと伝えられています。ほぼ同時期の作と思われる仏像と比較するとやや素朴(そぼく)なつくりであり,製作地の断定はできないものの,県内にのこる数少ない中世の彫刻のひとつで,貴重な文化財です。

指定年月日

平成28年4月19日指定

所在地

大隅エリア

曽於市

末吉町二之方2161 大蔵寺

関連サイト

曽於市・文化財

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