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仁王像 一軀
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仁王像 一軀
志布志市の大慈寺正面にある仁王像のうち,口を開いた方の阿形(あぎょう)の仁王像が指定されています。高さは2.29mで,豪(ごう)快な石造美術として知られています。廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で一時取り除かれ土の中に埋められていましたが,明治12(1879)年に柏州和尚の尽(じん)力により旧寺復興の際,発掘したものです。他1体は探すことができなかったため,同じく廃寺となった福寿山海徳寺の仁王像をもってきて一対としました。指定されている仁王像の背面に「天和二」と彫られていることから,天和2(1682)年につくられたと考えられています。