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霧島民芸村(展示販売棟,旧遥拝殿及び工房棟)
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霧島民芸村(展示販売棟,旧遥拝殿及び工房棟)
霧島民芸村は,建坪300坪の巨大な木造建築で,昭和15(1940)年竣工です。戦時下の教育に対応するため,指導者の再教育を目的に建てられました。主屋は屋久杉の天井で,屋根は鉄平石(てっぺいせき)で葺(ふ)いています。旧遥拝殿は天皇下賜(かし)と伝えられる二本の磨(みが)き床柱を,正面床の間に安置した40畳の礼拝所で,三方に廊下をまわした観音堂風の伝統建築です。工房棟は,当時宿泊所として使われたもので,研修・遙拝・宿泊に用いた三棟がそろって残っており貴重です。