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台明寺日枝神社本殿
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台明寺日枝神社本殿
台明寺日枝神社本殿の造営は,19世紀の改築時(明治20(1887)年)と考えられます。「七間社流造(しちけんしゃながれづくり)」という特殊な形式の神社建築です。一間社流造の七社を横に連続して一体としてつくり,柱間それぞれに板扉(とびら)をつけ,元社である日吉大社の七社を勧請(かんじょう:分霊して他の神社にうつすこと)した神殿としました。七間社は正面(桁行)の柱間が七つでできており,流造は正面側の屋根を長く葺(ふ)きおろした造りです。柱八本で造る七間社流造は,鹿児島県では唯一のもので,貴重な文化財です。