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蒲生御仮屋門
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蒲生御仮屋門
現在の姶良市役所蒲生総合支所の位置にあった蒲生郷の地頭仮屋の正門で,通称「御仮屋門」と呼ばれています。棟札(むなふだ)から,文政9(1826)年に建てられたことがわかります。薩摩藩独特の控柱(ひかえばしら)付腕木門(うでぎもん)という形式で,高さは4.5m,幅は6.1mあり,クス材でつくられています。親柱の前方の腕木より後方の腕木の方が長いという,現存する控柱付腕木門の中では最も新しい構造です。規模の大きな門を建てるための技術の進歩の過程をたどることができることから貴重です。